解決済 104E69 06.呼吸器 01.腎

アルブミン製剤の適応

ネフローゼによる低Alb血症の際にAlb製剤の補充は入れても漏れるだけで、むしろ尿蛋白を増加させて尿細管・間質の障害につながるため基本的に入れない。入れるとしてもショックや急性腎前性腎不全の時に限ると認識していたのですが、

ネフローゼ症候群におけるアルブミン製剤の適応についてどなたか詳しくご教授いただけませんでしょうか。

回答2件

  • 大まかにその理解で大丈夫だと思います。
    しかし本問はカロリー制限が明らかな
    間違いであり、蛋白異化を防ぐべく
    脂肪の割合を多くした食事でなければ
    なりません。
    国家試験は選択肢を与えられているため
    選択肢を相対評価して選ばねばなりません。
    今後shockに至ればalbumin製剤も
    考慮されるでしょう。

    ”科学的根拠に基づいた
    アルブミン製剤の使用ガイドライン”
    なるものがありますが、
    イマイチピンとこないでしょうから
    オススメはしません…

  • ネフローゼガイドライン2017でもアルブミン製剤は基本的に使用しないことが勧められています。重篤な循環障害がある場合や難治性の胸腹水がある場合は検討しても良いというスタンスです。個人的な経験ではアルブミンを投与すると治りが遅くなる印象があります。
    この問題の時点ではカロリー制限が間違いであることは確かですが、今後治療でステロイドを使用する可能性が高いのでステロイド性糖尿病のリスクはありますのでそこは注意が必要と思われます。

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