あたらしいマイナー①整形外科の肩関節周囲炎の講義で、「屈曲→整髪動作、外旋→結帯動作」とありますが、「結髪(整髪)動作→外旋(+屈曲)、結帯動作→内旋(+伸展)」ではないでしょうか?
たしかに標準整形外科(医学書院)では、五十肩(凍結肩)の症状、所見として『肩関節の運動はあらゆる方向に制限される。外旋制限のため結髪動作が、内旋動作のため結帯動作が困難となる。』と記載されています。
従って、穂澄先生の臨床像の説明では『外旋時に痛みが増強する』からb.結帯が正解としていましたが、ここからは導くことができないでしょう。
日本整形外科学会、日本リハビリテーション学会制定の関節可動域表示ならびに測定法の中では、肩関節内旋の参考可動域を80°としています。ちなみに屈曲/伸展/外転/内転(その他の検査法)/外旋はそれぞれ180°/50°/180°/75°/60°となっており、101A45の症例では、あらゆる方向で可動域制限が出ているものと考えられます。
以上から、この問題では肩関節可動域制限できたすa.整髪 b.結帯が正解だと考えられます。
正解にたどり着くには難しくない問題ですが、参考可動域まで確実に覚えるにはオーバーワークかと思われますので常識の範囲で覚えていかれるのがよろしいかと。
質問から少しずれてしましましたが、結髪動作は肩関節外旋、結帯動作は肩関節内旋で良いと思います。
きんにくまんさん、とても詳しくお答えいただきありがとうございます。よくわかりました。
関節可動域全部は覚えれませんが、身体を動かしながら一通りは確認しておきます。
ログインするとコメントを投稿することができます。