解決済 103A33 11.産婦人科

妊娠糖尿病、overt diabetes in pregnancy等について

妊娠糖尿病、overt diabetes in pregnancy、糖尿病合併妊娠の定義がややこしく、数字の暗記も多いので勉強に苦労しています。
苦労して頭に叩き込んだ割には、上記の3つを区別しなくても解ける問題がほとんどのような気がします。
(過去には104B50のように糖尿病合併妊娠の定義を聞くような問題もありましたが)

この3つを区別する臨床的意義とは何でしょうか。
お分かりになる方がいらっしゃいましたら、ご教授願います。

回答1件

  • 妊娠による母体の変化を理解するのは重要で、胎児へ糖を送るべく母体の耐糖能は悪くなります(血糖値が上がりやすくなる)
    妊娠中の血糖コントロールの観点からは
    GDMとovert diabetes in pregnancyの区別は重要ではないかもしれませんが
    産後の母体にとっては重要かもしれません。

    GDMの場合元々耐糖能異常の無かった女性が妊娠を契機に糖尿病を発症することがある(勿論しないこともあります)ので産後は経過観察となるでしょうし、第二子以降も妊娠中の血糖値や食事内容は要経過観察でしょう。
    overt diabetes in pregnancyは元からDMなので産後すぐに血糖コントロールとなるでしょう。

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  • 問題参照 103A33

    25歳の女性。妊娠28週の妊婦健康診査で、初めて血糖高値を指摘され来院した。母親が糖尿病である。身長156 cm、体重60 kg。尿所見:蛋白(-)、糖2+、ケトン体(-)。食後2時間血糖172 mg/dL、HbA1c 6.8 %。眼底に異常を認めない。
    治療薬として適切なのはどれか。
    • a インスリン
    • b チアゾリジン薬
    • c ビグアナイド薬
    • d スルホニル尿素薬
    • e αグルコシダーゼ阻害薬
  • 関連トピック

    なし