お世話になっております。
急性喉頭蓋炎とクループ症候群の鑑別について不安を覚え投稿させていただきました。
急性喉頭蓋炎では全年齢、クループ症候群は小児とざっくり考えていたのですが、
112B39では2歳で急性喉頭蓋炎の診断をさせる問題が出ており、年齢のみでは鑑別が難しく、自信を持って解答することができませんでした。
どちらも犬吠様咳嗽やStridorなどがみられ症状が似ているため、今回のような画像のない問題ではどのように考えるのが得策でしょうか。
過去問を参照した結果、急性喉頭蓋炎では嚥下困難や強い呼吸困難、クループ症候群では嗄声がみられており、本番ではこのポイントで鑑別しようかと考えております。
以上2疾患の鑑別についてご教授いただければと思います。
その認識で良いと思います。
少し古いものとなってしまいますが、92B17にて「急性喉頭蓋炎で見られないのはどれか」という一般問題が出ており、そこで嗄声を選ばせているようです。その他の選択肢であった、呼吸障害、発熱、咽頭痛、嚥下障害は急性喉頭蓋炎でみられるとして×肢となっています。
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2歳の男児。発熱と呼吸困難のため救急車で搬入された。本日朝、38.8℃の発熱と呼吸困難とに両親が気付き救急車を要請した。来院時の体温39.8℃。心拍数120/分、整。呼吸数28/分。SpO2 96%(リザーバー付マスク5L/分酸素投与下)。毛細血管再充満時間は1秒と正常である。呼吸困難は仰臥位で増悪し、座位でやや軽快する。下顎を上げた姿勢で努力呼吸を認める。嚥下が困難で唾液を飲み込むことができない。心音に異常を認めない。呼吸音では、吸気時に喘鳴と肋間窩の陥入とを認める。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。
最も優先すべきなのはどれか。