解決済 101A32 03.血液

骨髄異形成症候群でなぜ間説ビリルビン上昇は見られないのでしょうか?

QBを解いていると、骨髄異形成症候群の症例は総ビリルビンに異常がない症例ばかりな気がします。しかし、骨髄異形成症候群は無効造血があるはずです。
実際、同じく無効造血をきたす鉄芽球性貧血や巨赤芽球性貧血の症例はちゃんと総ビリルビン(間接ビリルビン)が上昇していました。
なぜ、骨髄異形成症候群では見られないのか、お分かりになる方がいらっしゃったら是非教えていただきたいです。

回答2件

  • ビリルビンは高値になっても矛盾はないと思います。
    昔の問題でなぜ上昇していないのか、は僕もわかりません。
     
    直近の臨床問題は109D36、その次に新しいのは104D31かと思いますが、ともにビリルビン値は書いてないですね。あまり深い意図はないのかもしれません。

    • 無効造血は間ビ↑と覚えていたので、例外があるのかと思って焦りました。
      確かに深い意味はないのかもしれないですね。あまり考えすぎないようにします。

      ありがとうございます、助かりました!

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  • 問題参照 101A32

    38歳の男性。6か月前から徐々に進行する動悸と息切れとを主訴に来院した。体格栄養中等度。脈拍88/分、整。血圧128/76mmHg。四肢に数個の紫斑を認める。頸部リンパ節は触知しない。眼瞼結膜は貧血様であるが、眼球結膜に黄染はない。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。血液所見:赤血球198万、Hb 6.8g/dL、Ht 22%、白血球2,300、血小板4.5万。血清生化学所見:総蛋白6.5g/dL、総ビリルビン1.0mg/dL、AST 45U/L、ALT 30U/L、LD 770U/L(基準176~353)。骨髄血塗抹May-Giemsa染色標本を別に示す。
    この病態について誤っているのはどれか。
    • a 高齢者に多い。
    • b 無効造血がある。
    • c 染色体異常がみられる。
    • d 急性白血病への移行がある。
    • e 分化誘導療法の有効性が高い。
  • 関連トピック

    なし