解決済 100F38 03.血液

vWDの治療に第VIII因子は意味ある?

2022年度テストゼミ予想編36ページの問題89番について質問があります。
vWDの治療について問われていますが、血液凝固第Ⅷ因子製剤の投与が正解となっていました。他の選択肢を鑑みるに、この選択肢を選ぶのは妥当だと思うのですが、解説の際に、他の治療法としてvWFの補充が挙げられていました。
私の解釈ではvWDではvWFの異常により、第Ⅷ因子に影響が及び、二次止血の異常が生じると考えておりました。むしろ、第Ⅷ因子を単体で補充したところで安定化しないため、vWDの治療として第Ⅷ因子製剤投与のみでは不適切なのではないかと考えたのですが、いかがでしょうか?

回答1件

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  • 問題参照 100F38

    5歳の男児。半年前から鼻出血を繰り返すため来院した。他部位に出血傾向は認めない。体温36.6℃。脈拍88/分、整。眼瞼結膜と眼球結膜とに異常はない。心雑音はなく、呼吸音に異常を認めない。腹部は平坦で、肝・脾を触れない。血液所見:赤血球380万、Hb 10.4g/dL、白血球8,000、血小板15万、出血時間10分(基準7分以下)、プロトロンビン時間12秒(基準10~14)、APTT 56.4秒(基準対照32.2)、血小板粘着能に軽度の低下がみられる。
    止血療法に最も適しているのはどれか。
    • a 第IX因子
    • b 第XIII因子
    • c ビタミンK
    • d フィブリノゲン
    • e デスモプレシン〈DDAVP〉
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