解決済 106D54 03.血液

MPO染色について

MPO染色は3%を超えたら陽性と定義されていますが、この問題のCの画像はMPO陽性に見えませんか?(染まった細胞1つに対して、染まらない細胞が25個ほど)

ALLと診断させて治療方針を問う問題のようですが、そもそもAMLに見えてしまいます。

仮にALLだったとしてもeのリツキシマブを切る根拠はあるでしょうか。Burkitt leukemia/lymphomaだったとしたらリツキシマブは奏功しますが、仮にALLであると百歩譲って許したとしてもBurkittは否定できないと思います。

回答2件

  • >染まった細胞1つに対して、染まらない細胞が25個ほど

    ↑で、100/26で3%超えているということですか!
    言われてみればたしかにそうかもしれませんが、国試の過去問がすべてガチガチに正答を導けるわけではないです。
    それは実臨床でも同じこと。全情報が明らかになってから対応すればよい病態など限られています。
    限られた情報から、優先的に答えを導くスタンスでよいのではないでしょうか?

    誤答検討もしかりで、講義内でも極力正誤を判別するようにはしていますが、完全に切りきれない選択肢も多いです。
    肩の力を抜いて、気楽にやりましょう!

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  • 問題参照 106D54

    27歳の女性。咳と呼吸困難とを主訴に来院した。1週前から前胸部の圧迫感を自覚していた。2日前から息苦しくなり、昨日から咳が出始めた。自宅近くの医療機関を受診したところ、胸部エックス線写真の異常所見を指摘され、精査のために紹介されて受診した。既往歴に特記すべきことはない。体温36.8℃。脈拍96/分、整。血圧110/64mmHg。呼吸数20/分。SpO2 95%(room air)。口腔内に点状出血斑を認める。眼瞼結膜は貧血様である。呼吸音は左胸部で減弱している。右肋骨弓下に肝を3cm触知する。血液所見:赤血球308万、Hb 9.2g/dL、Ht 28%、白血球24,000、血小板2.2万。胸部エックス線写真(A)、骨髄血塗抹May-Giemsa染色標本(B)及びペルオキシダーゼ染色標本(C)を別に示す。
    治療として適切なのはどれか。2つ選べ
    • a アドリアマイシンの投与
    • b 胸部放射線照射
    • c 全トランス型レチノイン酸の投与
    • d プレドニゾロンの投与
    • e リツキシマブの投与
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