解決済 102G21 呼吸器

肺胞低換気の呼気二酸化炭素濃度に関して

こちらの問題の選択肢cの肺胞低換気に関して、解説では「酸素の取り込みと二酸化炭素の排出が出来ず呼気二酸化炭素濃度は上昇する」と書いてありますが、二酸化炭素の排出が出来なかったら呼気二酸化炭素濃度は下がるのではないでしょうか?

回答2件

  • なんとなく、肺胞低換気→PaCo2濃度上昇→呼気二酸化炭素濃度上昇と考えていたため何にも疑問がなかったのですが、アンブレーラさんの質問をみて、確かにそうだと思い、調べました。
    呼吸ガスモニター上の呼気二酸化炭素濃度とは、【1呼吸】あたりの二酸化炭素濃度を指すもので、その点で、肺胞低換気ではPaCo2が上昇しているため、二酸化炭素濃度は上昇するそうです。
    しかし、肺胞低換気では、呼吸回数が低下しているため、1分間の呼気二酸化炭素濃度でいえば、アンブレーラさんのご指摘の通り、低下するようです。

    つまり、「酸素の取り込みと二酸化炭素の排出が出来ず、(1呼吸あたりの)呼気二酸化炭素濃度は上昇する」
    と理解するとよろしいのではないでしょうか。

  • おそらく換気障害と拡散障害の整理ができていないのだと思います。

    肺胞低換気の代表例であるCOPDを思い浮かべながら考えればわかりやすいはずです。
    COPDの病態を簡単に言えば「吸えるけど、吐けない」ですよね?つまり、換気障害が起こっていることになります。
    そのためCOPDでは、CO2は血液中から肺胞内へと放出されますが、肺から外に排出されにくくなります。
    これにより肺の中にCO2が溜まるので呼気二酸化炭素濃度が上昇することになります。

    拡散障害は間質性肺炎を思い浮かべて欲しいのですが、間質の異常によりO2のガス交換が障害される、つまり拡散障害が起きます。
    しかし、CO2の拡散能は非常に高いためほとんど影響を受けず、CO2の貯留は起こりません。
    これはA-aDO2のところを確認してもらえればより整理がつくと思います。

    つまり、取り込み、排出の意味を拡散(ガス交換)の意味を取ってしまうと解説がおかしい気がしますが、これらは換気を意味しているので間違いではありません。

コメントを投稿する

ログインするとコメントを投稿することができます。