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呼気二酸化炭素濃度

肺胞低換気は、十分に換気ができないために、CO2を呼出できない→呼気CO2濃度は低下

と考えたのですが、答えは逆です。
なぜ肺胞低換気では、呼気CO2は上昇するのでしょうか?

回答1件

  • 肺胞低換気では拡散能は保たれているため、肺胞と血液との間でのCO2の移動は問題なく行われます。しかしそのあと何らかの形でCO2を排出することが出来ない(呼吸中枢機能低下など)ため、O2を取り込めず、またCO2を体外に十分に排出することが出来ません。

    ここで測定している呼気CO2濃度というのは、1回の呼気で体外に排出されるときのCO2の「濃度」です。「濃度」であり「量」ではありません。肺胞低換気などのⅡ型呼吸不全では上記の通り、CO2を体外に十分に排出することが出来ないため、全体の排出される「量」としては少なくなる(低下する)かと思いますが、1回分のCO2の「濃度」は常に一定です。
    また拡散能は保たれているため、肺胞でのCO2濃度と呼気中でのCO2濃度は同じです。そのため呼気CO2濃度も上昇します。

    まとめますと、
    ・肺胞⇔血液間での拡散(ガス交換)は正常に行われているため、肺胞でのCO2の「濃度」が上昇する。
    →しかしそのまま呼気として出ようとするが、何らかの原因で全てを十分に出すことが出来ない。
    →そのため呼気として出てくるのはガス交換したものの一部である。(残りは蓄積する)
    →測定しているのは出てきた呼気中のCO2「濃度」であり、「量」としては一部なので少ない(低下する)が、「濃度」としては肺胞での濃度と変わらない。

    長くなってしまい分かりにくいかもしれませんが以上を回答とさせていただきます。

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