いつもお世話になっております。
本問題におけるaの選択肢について質問させていただきます。症例数計算の目的は「偶然誤差の防止」であるとあたらしい公衆衛生2020の問題5の解説では教わりました。自分は症例数計算する目的に関しては「例数が少なすぎると、本来は明らかな差があっても有意な結果が出にくくなる。また、逆に多すぎると事実上差はなくても有意な結果が出やすくなる。そのため症例数計算を行う必要性がある」(new simple step公衆衛生の記載より)と理解しております。これと、「偶然誤差の防止」というのが自分の中では結びつきません。というより、全く別の事柄であるように思われます。
症例数を増やせば偶然誤差は防止できるのですが、これは目的ではないように思われるのですが、いかがでしょうか。
109G5 と関連付けて解説したほうが一貫性があるため、そちらに寄せてコメントしました。
他の目的ももちろん考えられるでしょう。
解説のアプローチには複数あるため、一番ご自身がしっくりくるものを選べばOKです。
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新しい薬剤Aの有効性を検証するためにランダム化比較試験〈RCT〉を行った。事前に行った症例数計算から得られた数の症例に対し、薬剤A又は標準治療薬をランダムに割り付けた。投薬は二重盲検で行い、死亡をエンドポイントにした研究期間終了後、生存曲線をKaplan-Meier法で作成し、intention to treat〈ITT〉による生存解析を行った。
手法と目的の組合せで正しいのはどれか。