お世話になっております。109D44-d の複合性局所疼痛症候群〈CRPS〉 と 107E27-e の肩手症候群 はどのように使い分けられているのでしょうか?調べた範囲だと、脳卒中後のCRPS ≒ 肩手症候群 のように考えたのですが、いかがでしょうか?
uptodateより
・1994年に国際疼痛学会が、疼痛を呈する疾患のreflex sympathetic dystrophy, algodystrophy, causalgia, Sudeck atrophy, transient osteoporosis, and acute atrophy of boneなど様々な呼称があったものを、CRPSとして総称しまとめました。
・それらの中の1つに肩手症候群があって、脳卒中や心筋梗塞後の上肢の疼痛を特徴としたものです。
⇨つまり、肩手症候群はCRPSの1つと思って問題ないでしょう。
107E27が90回のめちゃんこ古い問題を流用しているため、肩手症候群という古い用語が出てしまったのでしょう。
CRPSはtype 1と2に分けられますが、こちらが参考になると思います。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/8577483/
余談ですが、第53回(H30)理学療法士 国家試験に、肩手症候群=複合性局所疼痛症候群typeⅠに分類される。 という問題が出ています。
ログインするとコメントを投稿することができます。