先に118D43を解いてから本問を解きました。118D43では、前期破水を認めるが子宮収縮はないとき、塩酸リトドリンは不要と学びました。
そして本問を解いたのですが、本問で子宮収縮が起きているということを読み切ることができず、確信を持てずに他選択肢も見てdを選ぶことになってしまいました。
後から見直すと、「昨夜から下腹部痛を自覚」ということがもしかしたら陣痛を指しているのかとも思いましたが、必修ということもあり、それならもう少しわかりやすく記述されるのではないかとも思いました。
質問としては、
116B37(本問)において、確信を持ってdを選べなかったことが正しいのか?それともなにか考え方が間違っているのか?ということをお聞きしたいです。
よろしくお願いします。
116B37(本問)の方がスタンダードかつ古典的な出題といえます。
画像からfunnelingを読み取り、切迫早産と判断し、23週という週数等に照らし、「d β2刺激薬の点滴静注」を選びます。
ご理解の通り、「昨夜から下腹部痛を自覚」という部分から子宮収縮は読み取れますが、当時の受験生で「この記載があるから子宮収縮抑制!」とまで考えられた方は少数だったでしょうし、超パターン問題ですので、正直そこまで考える必要性もない気がします。
むしろ118D43の方がトリッキーな印象で、「e 塩酸リトドリン投与」にバツをつけるために胎児心拍数陣痛図の読解が必要となる形です。
以下、わかりにくそうでわかりやすい(かも?な)例を。意味不明でしたら華麗にスルーしてくださいw
私は立ち食いそばが好きでよく食べるのですが、個人的にかけそばにワカメが入っているのが好きではありません。
自宅近くのよく行く立ち食いそば屋はデフォルトでワカメが入っているのですが、全国的に見て、かけそばにワカメが無料で入っているということは稀であり、有料トッピングとなることが多いです。
が、前述の通り、家の近くの立ち食いそば屋では無料で最初からワカメが入っているので「ワカメ無しで」とオーダー時に伝えることとしています。
この癖が抜けず、遠出したときなどに初めて入る立ち食いそば屋でかけそばを注文するときにも、いつもの癖で「ワカメ無しでお願いします」と言ってしまうのです。
注文を受ける店員さんは大概、「ワカメはそもそも有料トッピングだから『ワカメ無しで』なんて言う必要ないのに」と言いたそうなキョトンとした顔をします。
つまりは、「ワカメ無し」が一般的なのですが、「ワカメ有り」というトリッキーな店舗にいつも行っているため、世間とズレてしまっている感じです。
>先に118D43を解いてから本問を解きました
↑
とのことで、トリッキーな出題を先にみてしまったために感じた違和感かと思いました。
いずれにせよ正答が選べている以上、安心して大丈夫でしょう。
頑張ってください!
回答していただきありがとうございます!
118D43がトリッキーということと、わかめの説明ですっと腑に落ちました!
118D43を先に解いていなかったら今回のような疑問を持つこともなかったとは思うのですが、過去問を頭に残せているとプラスに考えて、さくさくいける問題はさくさく解いて、残り1ヶ月頑張りたいと思います!
ありがとうございました!
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28歳の初妊婦。妊娠23週4日、性器出血を主訴に来院した。妊娠初期から妊婦健康診査を受けていたが特に異常は認めなかった。昨夜から下腹部痛を自覚し、今朝性器出血を認めたため心配になり受診した。身長154cm、体重56kg(非妊時52kg)。体温37.1℃。脈拍88/分、整。血圧126/74mmHg。呼吸数18/分。腹部は妊娠子宮で膨隆し、柔らかい。腟鏡診で分泌物は粘液性で少量の血液が混じっている。経腹超音波検査では正常脈で足位の児を認める。経腟超音波画像を別に示す。
まず行うのはどれか。