解決済 113A32 12.小児科

ケトアシドーシスの病態

いつもお世話になってます。
テストゼミで解いる際にきになったので、質問させてください。
この問題で激症1型DMからのケトアシを呈してることは、わかるのですが、甲状腺が腫大しているのはなぜなのでしょうか?

回答2件

  • Nissyさん
    お世話になっております。
    1型糖尿病ではご存知の通り他の自己免疫疾患の合併が多く見られます。
    その中でも特に頻度の高い合併症が自己免疫性甲状腺炎だそうです。

    おおよそ2−5%が甲状腺機能低下症を合併し、1%が甲状腺機能亢進症を合併するそうです。

    (ちなみに、甲状腺機能亢進タイプだと、DKAを合併しやすいそうです。)

    お考えのご参考になると幸いです。
    どうぞよろしくお願い致します。

    参考
    Uptodate:Associated autoimmune diseases in children and adolescents with type 1 diabetes mellitus

  • ありがとうございます。
    理解しました。

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  • 問題参照 113A32

    生後11日の新生児女児。2日前から嘔吐を繰り返し哺乳力が低下したため、両親に連れられて来院した。在胎39週、出生体重3,180g、Apgarスコア9点(1分)、9点(5分)で出生した。完全母乳栄養であるが、来院の3日前までの哺乳力は良好で、1日2回の黄色顆粒便を排泄していた。出生した産科診療所から新生児マススクリーニングで異常を認めたと本日、家族が連絡を受けた。来院時は活気がなく、泣き声は微弱であった。身長52cm、体重3,230g。体温36.3℃。心拍数160/分、整。血圧60/30mmHg。呼吸数50/分。SpO2 96%(room air)。毛細血管再充満時間4秒と延長している。全身の色素沈着と軽度の黄染とを認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、右肋骨弓下に肝を1.5cm触知するが、脾は触知しない。腸雑音に異常を認めない。大泉門は径1.5cmでやや陥凹している。陰核の肥大を認める。診断のため血液検査を施行することとなった。

    異常高値を呈する可能性の高い検査項目はどれか。

    • a 血糖
    • b カリウム
    • c 静脈血pH
    • d アンモニア
    • e 直接ビリルビン
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