初めてのトピ立て失礼いたします。
泌尿器科の講義内で、切迫性尿失禁の機序について「大脳皮質が障害されるため、橋への抑制を外すことができない(≒出したいのに出せない)」とのご説明がありましたが、
他社参考書には「排尿を抑制する機構が十分に働かず、強い尿意を突然感じ、耐えきれずに尿が流出する」と書かれています。こちらの説明ですと、medu4とは真逆で「橋への抑制をかけることができない」という解釈になるかと思います。
過去にも1件、切迫性尿失禁に関する質問があったのを拝見しましたが、そちらのリンク先資料において、切迫性尿失禁が「尿意切迫感と同時または直後に、不随意に尿が漏れる」症状のことであるとの記載がありました。
そういった点でも、「橋への抑制を外せない」よりは「抑制できない」の方が納得できてしまいます。
105I34においては、他社問題集では「脳血管障害では,初期には蓄尿障害と排出障害とが認められるが,回復期から慢性期には蓄尿症状が主となる」という解説になっているのですが、「抑制を外せなくなるケースもあれば抑制できなくなるケースもある」ということなのでしょうか。
理解不足で本当に申し訳ございません。どなたかご教授いただけますと幸いです。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
https://www.igaku.co.jp/pdf/1605_wocnursing-02.pdf
↑
「正常な排尿のメカニズム」を参照。
他社問題集の実際の該当解説部を読んでいないので真の意図はわかりませんが、この尿失禁の部分ってとても複雑なので紙面上で不特定多数の読者に完璧に理解してもらうことは不可能なんだと思います。なので、特にツッコまれない範囲の大雑把で無難な解説にしたのではないかな、と邪推します。
6年生で受験直前期のようですので、参考書間を比較してどちらが正しいかを吟味している時間は無いかと思います。
自身がより納得の行く方を選択すれば十分でしょう。
@Forgivenさん
その後、他の方からもコメントをいただき、よくよく調べたところ、仰せの内容が正しいことが分かりました。
以下のトピックをお読み下さい。
https://medu4.com/topics/ddbd2601ec
すでに講義内のInformationで訂正の旨を告知しています。
せっかくお声をいただきましたのに、調べ方が不十分で否定的な返信をしてしまいましたこと、深くお詫びします!
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