解決済 104I77 11.産婦人科

Ohssに利尿薬を使う、使わない?

102C24でも同様の問題が出題されており、medu4始め他社問題集などでも良く聞く解説が、
Ohssでは血液濃縮を助長するため利尿薬(禁忌特講ではチャプターの名前にもなって取り上げられているが)は禁忌である、というものです。
しかし低容量ドパミン投与はまさに昇圧ではなく腎血流増加による利尿作用を狙ったもので輸液+利尿が治療戦略であると考えられていると認識しております。
したがって過去問を見るに、単独高浸透圧利尿薬は禁忌であり104回の問題では輸液+低容量ドパミンが正解で、高浸透圧利尿はドパミンに劣るか慎重に投与すべきものであるからバツ肢となる、という考え方が使えるのではないかと思いました。
産婦人科に強い方がいらっしゃいましたら是非ご意見をお伺いしたいです。

回答2件

  • ご意見、ありがとうございます。
    今後の講義等に活かしてまいります。

    • お世話になっております。
      他の方の意見も参考にしたく思うのでしばらくトピックを開けておきたく思います。よろしくお願い致します。

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  • 問題参照 104I77

    22歳の女性。未経妊。無月経と挙児希望とを主訴に来院した。クロミフェンでは排卵が起こらず、ゴナドトロピン療法を行った。両側卵巣が径15cmに腫大し、胸水と大量の腹水との貯留を認める。一日尿量は300ml。血液所見:赤血球500万、Hb 16.5 g/dL、Ht 55%、白血球19,000。血液生化学所見:LH 35.8 mIU/mL(基準1.8~7.6)、FSH 10.5 mIU/mL(基準5.2~14.4)。
    治療として適切なのはどれか。2つ選べ
    • a 輸液
    • b ドパミン投与
    • c 高浸透圧利尿薬投与
    • d 副腎皮質ステロイド投与
    • e ヒト絨毛性ゴナドトロピン投与
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