解決済 114D48 01.腎

FanconiにおけるClの値について

いつもお世話になっています。
この症例ではカリウムと重炭酸、燐の値が低下しており、なんでもジャジャ漏れFanconiっぽいというところまでは読めたのですが、その後ろのCl120とむしろ増えており、切ってしまいました。
Fanconi症候群は近位尿細管のエラーであり、クロールも吸収障害があると思うのですが、正常値ならともかくなぜこの症例では上昇したのでしょうか。
よろしくお願いします。

回答2件

  • これはとても大事なポイント!
    2019内科外科を受けていただいているようですので、腎5.4(尿細管性アシドーシス〈RTA〉)の上から3行目と最終行をチェックしてみましょう。

  • 5.1でRTAのリンクが貼られていたのを読み飛ばしてました。
    Cl+炭酸イオン+AG(不揮発酸)のうち
    ・炭酸イオンは出て行ってる。
    ・不揮発酸のエラーではない
    →クロールの上昇
    と理解しました。Fanconiが何もかもだだ漏れというイメージだけで行ってたのでしっかり復習します。ありがとうございました。

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  • 問題参照 114D48

    62歳の女性。蛋白尿と腎機能低下のため来院した。4か月前から肺癌のためシスプラチンを含む薬物療法を受けており、治療開始時の蛋白尿は陰性、血清クレアチニンは0.8mg/dLであった。昨日の外来検査で蛋白尿と腎機能低下が認められたため紹介されて受診した。意識は清明。身長158cm、体重54kg。脈拍68/分、整。血圧134/74mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。尿所見:尿比重1.014、蛋白1+、糖2+、潜血1+、沈渣は赤血球5〜9/HPF。1日尿量1,200mL、1日尿蛋白1.1g/日。尿中β2-マイクログロブリン54,630μg/L(基準200以下)。血液所見:赤血球308万、Hb 10.8g/dL、Ht 32%、白血球4,000、血小板14万。血液生化学所見:総蛋白6.4g/dL、アルブミン3.5g/dL、AST 16U/L、ALT 11U/L、ALP 489U/L(基準115〜359)、γ-GT 16U/L(基準8〜50)、尿素窒素24mg/dL、クレアチニン1.3mg/dL、尿酸1.8mg/dL、血糖84mg/dL、HbA1c 5.2%(基準4.6〜6.2)、Na 142mEq/L、K 3.3mEq/L、Cl 120mEq/L、Ca 7.8mg/dL、P 1.2mg/dL。動脈血ガス分析(room air):pH 7.30、PaCO2 30Torr、PaO2 98Torr、HCO3- 15mEq/L。

    考えられるのはどれか。

    • a 腎性尿崩症
    • b Liddle症候群
    • c Bartter症候群
    • d Fanconi症候群
    • e Gitelman症候群
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