解決済 - 02.内分泌代謝

Sheehan症候群

Sheehan症候群ではアルドステロンの分泌は保たれるのか、保たれないのかどちらでしょうか?
Sheehan症候群ではRASにより規定されてアルドステロン分泌が保たれるのでKは正常なのはわかりますが、そうするとアルドステロン低下による低血圧・低ナトリウム血症をきたすということが説明つきません。
ご教示のほどよろしくお願いいたいします。

回答5件

  • 自分も疑問に思って考えましたが、ACTH分泌低下によるコルチゾール分泌低下が関与するのではないでしょうか。

    コルチゾールにはADH拮抗作用があります。(Cushing症候群の章でも解説ありました)
    コルチゾール低下によりADH拮抗作用が弱まり、水分再吸収が促進され血が薄くなり低Na血症となるのではと考えます。
    Kに関しては、おっしゃる通りRASによって規定されて正常なのだと思います。

    108D59の解答肢b.cの解説がその点に若干触れているように思えます。

    • TK777さん
      ご回答ありがとうございます。低Na血症については納得できました。するとSheehan症候群の章での解説においてアルドステロン低下によって低血圧・低Na血症が起こるという説明は若干間違えをはらんでいると考えていいでしょうか?
      加えてSheehan症候群ではアルドステロン分泌は低下しますかそれとも保たれますか?
      僕はアルドステロン分泌が保たれると考えると108D59含め一元的に説明がつくと思うのですが。

    • TK777さん
      何度もすみません。この場合低血圧はどう説明がつきますでしょうか?コルチゾール低下によりADH拮抗作用が弱まり、水の再吸収が促進すると、循環血液量が増え血圧がむしろ上昇するような気がするのですが。
      何卒よろしくお願い申し上げます。

  • >> しんたろうさん
    自分のなかでこうであるという回答には至っていませんが、似たフォーラム記事での討論があったようなのでそこも参考にしてみてください。穂澄先生自身も疑問を持っているようです。

    https://medu4.com/topics/dbd2150952

  • >> TK777さん
    お手数おかけいたしました。ありがとうございます。

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