本問の患者は血糖127、HbA1c7.0%とDMの診断に足りています。
75g経口グルコース負荷試験が先端巨大症のあまのじゃく反応をみるのに有用なことは分かりますが、有用か否かの議論以前に、糖尿病患者にこの試験を行なっても良いのでしょうか?
糖尿病の講義では既に糖尿病の診断がついた患者にはグルコース負荷試験は施行してはならない。とあります。
”空腹時”血糖値が126以上もしくは随時血糖値200以上であれば糖尿病型となりOGTTは禁忌ですが
今回の血糖127というのは特に空腹時血糖でもないので糖尿病型ではありません
単に 血糖値やHbA1cで糖尿病疑い/将来の発症リスクが高い場合は、OGTTはむしろ推奨されます
daiPの最初のコメントが正しいです。
随時血糖127ではDM診断つきません。
>この問題の解説時に穂澄先生が「この人はすでにDMの診断はついています。」と仰っていた
↑の発言の有無については覚えていませんが、もししていたとしたらそれは誤りです。耐糖能障害の部分を読み違えたのかもしれませんね。すみませんでした。
daiP、いつもありがとう!
お二方お忙しい中、丁寧な説明をありがとうございました!
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