解決済 109I9 07.循環器

左心室瘤が緊急手術の適応にならない理由

いつもお世話になっております。

本問の解説において、「左心室瘤は急性心筋梗塞〈AMI〉の慢性期合併症(1か月~)。ゆえに緊急手術は必要とならない。」と説明なさっておりますが、

・AはBの慢性期合併症である→Aは緊急手術の適応でない、はおかしい。Bの慢性期に致死的なAが発症すればAへの緊急手術が行われうるのでは。
・心室瘤はAMIの合併症のみでなく先天性のものも存在する。また本問の心室瘤はAMIの合併症に限定されていない。

の二点から解説に納得ができておりません。

なお、私なりに調べたところ、左心室瘤について、程度が軽い場合は、そのまま内科的に心不全の治療を行うことも可能で、瘤のため心臓からの血液の拍出が不良で、息切れ、呼吸困難が続く場合は左心室瘤を切除する手術もあるとのことでした。症状により治療法が決まるので、左心室瘤の存在だけでは緊急手術とはならないため本問はAが答えになるのではないか、と考えました。

納得のできる解説をしていただけることを期待しております。

回答2件

  • 仰ることは非常にごもっともなのですが、それでは本問は成立しなくなってしまいます。
    下記ページをお読み下さい。
    https://medu4.com/blog/prioritize

    • ご回答ありがとうございます。確かに他の疾患は緊急OPEの適応があると考えるのが妥当ですし、相対的に正しいだろうと選べる問題ですね。

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  • 問題参照 109I9

    緊急手術の適応とならないのはどれか。
    • a 左心室瘤
    • b 乳頭筋断裂
    • c 心室中隔穿孔
    • d 左室自由壁破裂
    • e 左冠動脈主幹部病変による不安定狭心症
  • 関連トピック

    なし