MG患者に対する治療でAchE阻害薬を用いる場合、コリン作動性のある薬のため、投与により気管支喘息の増悪につながると思われます。
この患者で検索すべき合併症として、治療まで視野に入れた際にbの気管支喘息の選択肢も正解になる可能性があると思うのですが、いかがでしょうか。
最も行うべきは"原疾患による"合併症の評価だと思いますので、素直にa・eだろうと考えます。
また、胸腺腫の治療であればまずは手術かなと思います。
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52歳の男性。脱力を主訴に来院した。3か月前から、帰宅時に駅の階段を途中で休まずには昇れなくなったため受診した。血液検査で抗アセチルコリン受容体抗体が陽性であった。胸部エックス線写真(A)及び胸部造影CT(B)を別に示す。
この患者で検索すべき合併症はどれか。2つ選べ。