解決済 104I52 03.血液

血栓性血小板減少性紫斑病〈TTP〉について

テキストp133 問題115についてです。講義10,07:00過ぎ
問題文には、『発熱・頭痛』が記載されており、実際の講義でも先生自身ピンクの線を引いていらっしゃいましたが、
本問の疾患である血栓性血小板減少性紫斑病〈TTP〉に該当するp124のChapter pointには、発熱と頭痛の記載がありません。
他の某レビューブックなどには5主徴として発熱と頭痛が盛り込まれておりますが、あたらしい2019テキストへの記載がないことを考えると、
実臨床においては、発熱と頭痛はあまり重要ではない、または見られる頻度が少ないということなのでしょうか。

回答2件

  • https://www.nanbyou.or.jp/entry/246

    ↑の「1.概要」を読むと納得いくと思います。個人的には "TTPで発熱・頭痛" は覚えてないです。なぜなら発熱・頭痛を呈する疾患は山ほどあるためです。

    • お陰様で解決致しました!有難う御座います。
      (返信時間で生活リズムが崩れていることがバレてしまっていないことを祈ります)

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  • 問題参照 104I52

    41歳の男性。発熱を主訴に来院した。1か月前に左眼の視力低下を認め、自宅近くの診療所で左内頸動脈閉塞症と診断された。1週前から38℃台の発熱、頭痛および全身の紫斑が出現した。また、このころから一過性せん妄を認めるようになった。意識は清明。身長168cm、体重72kg。体温38.6℃。脈拍108/分、整。血圧120/64 mmHg。著明な貧血と四肢を中心にした紫斑を認める。神経学的所見に異常を認めない。血液所見:赤血球194万、Hb 5.4 g/dL、Ht 18%、網赤血球7.5%、白血球9,300(桿状核好中球6%、分葉核好中球58%、好酸球2%、好塩基球1%、単球11%、リンパ球22%)、破砕赤血球+、血小板1.3万、PT 12.0秒(基準10~14)、APTT 30.4秒(基準対照32.2)。血液生化学所見:クレアチニン1.8mg/dL、総ビリルビン2.9mg/dL、直接ビリルビン0.7mg/dL、AST 42U/L、ALT 30U/L、LD 1,852U/L(基準176~353)。頭部単純CTで異常を認めない。
    対応として適切なのはどれか。
    • a 経過観察
    • b 抗癌化学療法
    • c 血漿交換
    • d 脾摘
    • e 同種末梢血幹細胞移植
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