解決済 111B35 07.循環器

低Na血症、低Na尿症となる疾患の鑑別

低Na血症、低Na尿症となる疾患として心不全が解答となっております。低Naになる理由はRAAが亢進するためと考えると納得できますが、低Na血症になる理由がいまいちしっくりきません。アルドステロンによってNa濃度が上昇し、ADHによってNa濃度が低下するように働きかけるため全体として血漿中のNa濃度は不変なような気がしてしまうのですが。。。

回答4件

  • 早速のご教示ありがとうございます。教えて頂いた資料に目を通した上で今一つしっくりこないのですが、水もNaも過剰になるのは分かるのですが、水がNaに対して相対的に過剰になってしまうのはなぜなのでしょうか。

  • 個人的には水のほうが体に留まりやすそうで、心不全は体が希釈されていく病態と思っているので、詳しい病態についてはわかりません。
    素人考えですが、複数の要素が関わっているのではないでしょうか?
    例えば、BNPはRASの亢進に対する拮抗作用を持ちます。したがって、BNPの程度によってはナトリウムの再吸収に対して抑制がかかると考えられます。
    詳細についてはより理解の深い方から解答いただければと思います。
    実際の臨床現場で使われている薬として、サムスカ®️のような水利尿薬も心不全患者に対して使われていることから、そういうものなのだと関連づけて知っておくぐらいで、国試対策としてはオーバーワークとなりそうなので、充分なのではないかとも思います。

    • ありがとうございます。気になってしまいお伺いしました。国試としてはそんなもんだと思っておきますね!

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