お世話になっております。
選択肢aに関して、
・2019あたらしい内科外科⑧消化管
・113回全問解説講座
では、解説が異なっております。どちらを採用すればよろしいでしょうか。
また、「113回全問解説講座」の解説を採用するのであれば、ミラノ基準はもう使われないということなのでしょうか。差し替えた経緯を教えていただければ幸いです。
お忙しい中たいへん恐縮ですが、以上2点をよろしくお願いいたします。
転移性肝がんは肝移植の適応とならないことからも、あるいは、原発性か転移性か定かでなくとも腫瘍の個数からも選択肢aを除外することができますので両方正しい解説となります。
よりシンプルな解説とするために、113回解説講座から前者を採用致しました。
ミラノ基準が使われない、といった趣旨ではございませんのでご安心下さい。
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68歳の女性。1年前にS状結腸癌(病期III)と診断されS状結腸切除術およびリンパ節郭清術を施行された。術後の補助化学療法を勧められたが、治療を受けず来院していなかった。1週間前に腹痛を自覚し軽快しないため受診した。意識は清明。身長158cm、体重50kg。腹部は平坦で、肝・脾を触知しない。 臍周囲に自発痛と軽度の圧痛とを認める。血液所見:赤血球385万、Hb 10.9g/dL、Ht 37%、白血球5,100、血小板14万。血液生化学所見:総蛋白7.2g/dL、総ビリルビン1.1mg/dL、AST 54U/L、ALT 48U/L、ALP 722U/L(基準115~359)、γ-GTP 264U/L(基準8~50)、CEA 78ng/mL(基準5以下)、CA19-9 350U/mL(基準37以下)。CRP 2.8mg/dL。腹部造影CTを別に示す。
行うべき治療はどれか。