問題では術後の栄養管理で中心静脈栄養、経腸栄養、経口食とエネルギー摂取3種盛りだと記述されています。
こうした手厚い栄養管理の理由が、短腸に基づく吸収不良がベースにあり、経口onlyで行くために腸管の成長を待っていたのかと考えてはみましたが、それにしても3種盛りと手間がかかっていますし、他の吸収不良な機序が隠れているのでしょうか。
手厚い栄養管理が必要な理由がわかりません。ご教授お願い致します。
こんにちは。
複数種類併用するには下記のような理由が考えられるかと思います。
・全て経口から投与できるのが一番だが、1つの経路から投与できる栄養上限は限界があるので、分散させた。
・設問上、受験生に計算してもらうことが目的なので、あえてこのような設問にした。
お答えになっていれば幸いです。
ご回答ありがとうございます。
納得致しました。
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6歳の女児。Hirschsprung病の定期受診のため来院した。1歳時に回腸肛門吻合術を受けた。現在、在宅で中心静脈栄養、経腸栄養剤および普通食で栄養支援をしている。中心静脈栄養は1,000mL/日で、その組成の12.5%がブドウ糖で7.5%がアミノ酸である。経腸栄養剤は300mL/日(1kcal/mL)である。身長と体重は標準で、同年齢の推定エネルギー必要量は1,450kcal/日(2015年版食事摂取基準)である。中心静脈栄養から離脱できるか評価したい。
エネルギー必要量のうち、現時点で中心静脈栄養が占めている割合に最も近いのはどれか。