解決済 111F29 07.循環器

ACE阻害薬と抗血小板薬(NSAIDS)の併用について

テストゼミの第5回の問題97を解いていて考えたことです。抗血小板薬と抗凝固薬の服用で、双方ともに出血の合併症があり,併用によりリスクが高くなると言うことは理解できたのですが、ACE阻害薬と抗血小板薬(NSAIDs)の併用でも腎障害を呈する事が知られていると思います。何故なら、ACE阻害薬は輸出細動脈を拡張し、NSAIDsは輸入細動脈を収縮させ、腎血流量が減少するからです。この患者はクレアチニンが既に1.2と上昇しており、より腎障害を呈しやすい状態ではないかと判断しました。その点については他の問題集でも触れられておらず、どのように皆様がお考えになったかを知りたく投稿させていただきました。

回答1件

  • 「抗血小板作用を有する血管拡張薬 = NSAID」と言い切ってよいのか、というところに思います。腎機能障害を前面に問いたいのであれば、「非ステロイド性抗炎症薬〈NSAID〉を追加する場合」のように書きたいところ。
     
    あとは日本語の問題でしょう。以下のトピックも参照ください。
    https://medu4.com/topics/4e260412cf

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  • 問題参照 111F29

    抗血小板作用を有する血管拡張薬を追加する場合、服用中の薬剤で副作用が出現する可能性が高まるのはどれか。

    • a 抗凝固薬
    • b 尿酸排泄促進薬
    • c プロトンポンプ阻害薬
    • d スタチン〈HMG-CoA還元酵素阻害薬〉
    • e アンジオテンシン変換酵素〈ACE〉阻害薬
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