解決済 112A47 02.内分泌代謝

褐色細胞腫の問題について

いつもお世話になっております。
内分泌代謝2020年版の84ページにある、112A-47の問題で、先生は「母親に甲状腺髄様癌」というところに青ペンを引いていらっしゃいますが、解説では一切触れられていないようにおもいます。これはこの記述に引っ張られて、甲状腺疾患を考えてはいけない、ということなのでしょうか。

回答2件

  • 本問のオンライン解説にも書いてあるように、家族歴から多発性内分泌腫瘍症〈MEN〉type2の存在を疑う、という意味だった思います!

    • 確かにMENのType2が考えられます、勉強不足でした。
      お忙しいところありがとうございます、メモさせていただきます。

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  • 問題参照 112A47

    25歳の男性。激しい頭痛のために救急車で搬入された。3年前から短時間の動悸を1日2、3回自覚するようになった。半年前、健診で血圧高値を指摘され、その頃から動悸が頻回に出現するようになり、頭痛、前胸部痛および手指の蒼白を伴うようになった。今朝から激しい頭痛があったため救急車を要請した。既往歴に特記すべきことはない。喫煙歴はなく、飲酒は機会飲酒。家族歴として母親に甲状腺髄様癌の罹患歴がある。身長174cm、体重52kg。体温37.5℃。心拍数120/分、整。血圧240/124mmHg。四肢の冷感を認める。項部硬直やjolt accentuationを認めない。腹部超音波検査で左側腹部に径12cmの腫瘤影を認める。心エコー検査と頭部CTとに異常を認めない。高血圧緊急症を疑い、カルシウム拮抗薬の点滴静注を行ったが、その後も頭痛と収縮期血圧が200mmHg以上の高血圧および頻脈が持続している。

    この時点の対応として正しいのはどれか。

    • a 経過観察
    • b α遮断薬投与
    • c β遮断薬投与
    • d アンジオテンシンII受容体拮抗薬投与
    • e 非ステロイド性抗炎症薬〈NSAIDs〉投与
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