解決済 112D32 14.整形外科

あたらしい整形外科第4講 4.5大腿骨頭すべり症の臨床問題について

この問題のX線写真の大腿骨が外旋していると読み取れる、ということをボールペンを用いて説明されてたと思います。その説明の「大腿骨が外旋すると正面からとるX線写真にて細く映る。」というのは理解できました。しかし内旋してもそれは同じく細く映ると思うのですが、その二つを区別する点などありますか?今回は問題文を読めば見当はつきますがX線写真だけからでも読み取れるのか気になります。
回答よろしくお願いします。

回答5件

  • 大腿骨頭すべり症は外力等により大腿骨頭が後下方へ転位するため下肢は外旋傾向となります。
    同時に、転位によって屈曲・外転および内旋制限を伴うので、区別は可能ですが撮影方法として内旋位は現実的ではありません。

  • ひゃくとんさん、回答ありがとうございます!たしかに現実では大腿骨頭すべり症の特性や撮影体位によって判断できますね!
    そこで疑問なんですが、大腿骨頭すべり症ではなく、撮影体位など全くわからず、X線写真のみしか情報がない状態で内旋位か外旋位かを判断することは可能なのでしょうか?もし可能ならその判断方法も兼ねて教えていただけると幸いです。
    どうぞよろしくお願いします。

  • 大腿骨の内外旋は小転子の写り方で判断できます!
    小転子は外旋位では大きく写りますが、内旋位では小さく写ります(若しくは写り込まないです)

  • そうなんですね!わかりました!!画像だけでも判断できるんですね!
    丁寧に教えていただきありがとうございました!!

  • >>大腿骨頭が後方へ転位すると下肢が外旋する という説明がどうしても理解できません。大腿骨頭が後方に転移した場合、大腿骨は内旋するように思われるのですが、どなたか教えていただけると助かります。

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  • 問題参照 112D32

    12歳の女児。右大腿部から膝の痛みを主訴に来院した。1か月前に友人とぶつかって転倒した後から、痛みが出現した。様子をみていたが痛みが軽快しないため受診した。身長148cm、体重50kg。体温36.3℃。右股関節前方に圧痛を認める。歩行は疼痛のため困難である。右股関節可動域は屈曲と内旋とに制限がある。血液生化学所見に異常を認めない。股関節のエックス線写真(A〜C)を別に示す。

    初期対応として適切なのはどれか。

    • a 関節穿刺
    • b 減量指導
    • c 右下肢の免荷
    • d 抗菌薬の投与
    • e 股関節の可動域訓練
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