この眼底所見を見てふと疑問に思ったのですが、
蛍光眼底造影の正常像ではなぜ黄斑部が染まらないのでしょうか。
神経も多いところなので血液の需要はあるはずですし、
造影剤で染まるはずでは、という気がしてしまいます。
眼科では聞いたことがありませんが、腹部造影のように
ある程度時間が経てば黄斑部も染まってくるものなのでしょうか。
解剖的なことをお聞きしてすみませんが、よろしくお願いいたします。
「栄養されている」という事実と「造影写真で肉眼的に見える太い血管が存在する」という事実は異なります。
画像にて黄斑部を目掛けてたくさんの血管が周囲から向かっているのが見えるはずです。
たくさん栄養すべく血流は豊富ですが、血管造影でみえるような太い血管が黄斑部に見えるわけではありません。
「目に見えない=血管がない」と思い込んでいました。
おっしゃる通りですね、すっきりしました。ありがとうございます。
ログインするとコメントを投稿することができます。