解決済 109I46 15.眼科

蛍光眼底造影での所見

この眼底所見を見てふと疑問に思ったのですが、
蛍光眼底造影の正常像ではなぜ黄斑部が染まらないのでしょうか。
神経も多いところなので血液の需要はあるはずですし、
造影剤で染まるはずでは、という気がしてしまいます。

眼科では聞いたことがありませんが、腹部造影のように
ある程度時間が経てば黄斑部も染まってくるものなのでしょうか。
解剖的なことをお聞きしてすみませんが、よろしくお願いいたします。

回答2件

  • 「栄養されている」という事実と「造影写真で肉眼的に見える太い血管が存在する」という事実は異なります。
    画像にて黄斑部を目掛けてたくさんの血管が周囲から向かっているのが見えるはずです。
    たくさん栄養すべく血流は豊富ですが、血管造影でみえるような太い血管が黄斑部に見えるわけではありません。

  • 「目に見えない=血管がない」と思い込んでいました。
    おっしゃる通りですね、すっきりしました。ありがとうございます。

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  • 問題参照 109I46

    45歳の男性。左眼の視力低下を主訴に来院した。1か月前から左眼で中心が見にくく、物が小さく見えるようになった。矯正視力は右1.2、左0.9。左眼の眼底写真(A)、蛍光眼底造影写真(B)および光干渉断層計〈OCT〉の結果(C)を別に示す。
    この疾患について正しいのはどれか。
    • a 遠視化する。
    • b 遺伝性である。
    • c 虹彩炎を伴う。
    • d 眼圧が高くなる。
    • e 新生血管を認める。
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