【講座紹介3】テストゼミシリーズ

テストゼミとは?

・どれほど知識のINPUTを行っても、実際に問題の形で解決することができないと試験本番での得点にはつながりません。テストゼミシリーズでは各回20問の問題を用意し、制限時間を設けて実際に演習をしていただきます。演習直後の記憶が鮮明なうちに解説講義を視聴することが実力向上の秘訣です。実戦力UPのために好評をいただいている講座です。
※テストゼミに収録されている問題は『あたらしいシリーズ』掲載問題との重複がありませんので、斬新な気持ちでテスト受講することができます。

・『テストゼミシリーズ』は下記4講座から構成されます。4講座をすべてセットで購入いただくことも、必要な講座のみを単科でご購入いただくこともできます。

①テストゼミ基礎篇(23コマ)

科目ごとのテストゼミです(例えば1コマ目は腎のみ20問出題)。科目別ですので、全範囲の学習が修了していない方もご利用いただけます

(1) 『あたらしいシリーズ』の一周目から、1科目終わるごとに理解度チェックのために受講
(2) 『あたらしいシリーズ』の二周目と併行して受講
(3) 全科目学習が完了したが、まだ分野横断演習に取り組むのは早いと感じているタイミングでの受講
(4) 4, 5年生の系統講義や進級試験等の対策としての受講

など幅広い用途が考えられます。テストは23個あり、1コマで1つテストの解説をします(1つのテストには20問の問題が含まれます)。

※テスト全23回の内訳
①腎、②内分泌代謝、③血液、④免疫、⑤感染症、⑥呼吸器、⑦循環器、⑧消化管、⑨肝胆膵、⑩神経、⑪産婦人科、⑫小児科、⑬加齢老年学、⑭整形外科、⑮眼科、⑯耳鼻咽喉科、⑰泌尿器科、⑱精神科、⑲皮膚科、⑳放射線科、㉑救急、㉒中毒・麻酔、㉓公衆衛生

オススメは(1)の受講スタイル。『あたらしいシリーズ』など根幹知識を習得するタイプの講座はどうしてもInput割合が高めのため、「聞いて満足」に終わってしまうのが心配。『あたらしいシリーズ』の受講が1科目終わるごとに『テストゼミ基礎篇』を1科目ずつ受験すればしっかりと重要知識が押さえられているか、能動的Outputを行いつつ確認することができます。
※『テストゼミシリーズ』収録問題は全問『あたらしいシリーズ』に掲載がないため、相補的かつ効果的な学習が可能です。

②テストゼミ標準篇(10コマ)

①基礎篇が科目ごとにテストが分けられていたのに対し、②標準篇から④予想篇は医師国家試験出題範囲のすべてから科目バラバラで出題されます。たとえば今は循環器の問題を解いていても、次に出てくる問題は公衆衛生だったり、その次は産婦人科だったりする、といった形です。国試本番もこのように科目バラバラで出題されますので、本番を意識した実戦性の強いテストゼミになります。

『あたらしいシリーズ』を全科目受講完了した後、のような科目別学習が一通り完成したタイミングで受講していただくのがベストでしょう。難易度としては標準的な問題で構成されています。易しすぎる問題は含まれていませんが、「難しそうに見える易しい問題」は含まれており、こうした点の取りどころ(勘どころ)についても解説を行います。

③テストゼミ融合篇(6コマ)

近年の国試は「Aという疾患だからBという治療」のような1対1対応で簡単に答えが出せる問題はそう多くなく、「Aという疾患にはBという病態を合併するから、Bと類似概念であるCも視野に入れて、Dという治療を行いたい。が、Eも合併しているからDは禁忌となるので、Fが正解」のようななんとも複雑な融合問題が出ます。そして何より合否を分けるのはこうした問題です。

こうした1つの問題内にいくつもの科目の知識を含むタイプの問題は分野横断的に頭をフル稼働せねばならず独学が困難です。『テストゼミ③融合篇』ではこうした問題を集め、トレーニングを行っていただきます。

採用した問題は客観的難易度としては標準なのですが、複数分野の知識をたぐり寄せる頭の使い方のトレーニングとなるため「難しい」と感じる方も多いようです。ですが、それこそ国家試験の本質。終わってしまえば標準的な問題が、試験本番では難しく感じるものなのです。本講座を通じて、極めて実戦に近い思考力養成を行って下さい。

④テストゼミ予想篇(6コマ)

全問オリジナル問題(国試過去問ではありません)。次回の医師国家試験で出題が予想される問題のみを集めた最後のテストゼミです。難易度は本番とほぼ同じ。昨年度の医師国家試験でも数多く的中が出ていました。12月からの直前期になると国試過去問はすでに何度も解いてしまい、やることがなくなってしまう方も多いです。さらには新しく見る問題に当たり、勘を研ぎ澄ますことも重要。そんな時期に重宝する講座です。