118C48

53歳の男性。住宅ユニット製造工場の従事者。6か月前に脳血管疾患に罹患した。退院後の外来リハビリテーションを終えて片麻痺の後遺症がある状態で、職場復帰について検討することになった。
職場復帰するために産業医が考慮すべきことはどれか。
出張の制限
夜勤の制限
業務時間の制限
高所作業の制限
接客業務の制限

解答: d

118C48の解説

【ポイント】
片麻痺の後遺症がある状態で危険な業務を考えよう。

【選択肢考察】
a 片麻痺があっても出張は可能。
b 片麻痺があっても夜勤は可能。
c 片麻痺の存在により、他の労働者と比べ、疲労しやすい状況にあることは否めない。入院明けということもあり、業務量の調整は必要かもしれない。が、一概に業務時間の制限する必要性はない。
d 正しい。片麻痺の存在により、高所作業中にバランスを崩して転落といった事故が起こりやすい。ゆえに制限すべきだ。
e 片麻痺があっても接客業務は可能。

正答率:96%

テーマ:職場復帰するために産業医が考慮すべきこと

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