117E23

第一次世界大戦とほぼ時期を同じくしてパンデミックがみられた感染症はどれか。
エボラ出血熱
インフルエンザ
鳥インフルエンザ(H5N1)
中東呼吸器症候群〈MERS〉
後天性ヒト免疫不全症候群〈AIDS〉

解答: b

117E23の解説

【プロセス】
第一次世界大戦は1914〜1918年にみられた。

【選択肢考察】
a エボラ出血熱はアフリカを中心に過去、何度も流行がみられている。2014年ころにも流行したのは記憶に新しいだろう。が、そのときにも日本には入ってこず、パンデミックとまでは至らなかった。
b 正しい。「インフルエンザ」という書き方がいやらしい(出題者には得点を与える気が無いように思える)。これが「スペイン風邪」と提示されていたら、正答率はもっと高くなったはず。題意の通り、1918年に流行している。コロナ禍に「スペイン風邪以来の現象だ」のようなニュース報道を見たことがあれば、少しはヒントになったかもしれない。
c 鳥インフルエンザ(H5N1)の流行がみられているのは2000年代以降である。
d 中東呼吸器症候群〈MERS〉は2012年に中東で報告された。
e 後天性ヒト免疫不全症候群〈AIDS〉が最初に報告されたのは1981年である。

正答率:61%

テーマ:第一次世界大戦と同時期にパンデミックがみられた感染症

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