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117C43
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75歳の男性。医療スタッフが個人用防護具を使用した対応が必要な感染症で入院した。慢性閉塞性肺疾患の既往があり、現在も咳嗽を認める。この患者の病室の間取り図を別に示す。廊下で個人防護具を着用し入室して診察した。
診察後、使用した個人用防護具を脱衣するのに最も適切なのはどこか。
a
①
b
②
c
③
d
④
e
⑤
解答: d
117C43の解説
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「慢性閉塞性肺疾患の既往があり、現在も咳嗽を認める」とのことで、飛沫感染(ないし想定上は最悪の状況である空気感染)の対策を考える。①〜③は患者と直接接するエリアであり、ここで脱衣してしまっては個人防護具を装着した意味がない。一方、⑤はパブリックエリアであり、ここまで個人防護具を着用したまま出てしまうと、他の患者に感染を広げかねない。ゆえに患者自身とも他の患者とも隔離された④で脱衣するのが望ましい。
正答率:83%
テーマ:個人用防護具〈PPE〉を脱衣する場所
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