117C15

医療保険による在宅医療サービスはどれか。3つ選べ
在宅看取り
歯科訪問診療
妊産婦訪問指導
訪問リハビリテーション
訪問看護ステーションへの指示書の交付

解答: a,b,e

117C15の解説

【プロセス】
在宅医療サービスには医療保険によるものと介護保険によるものとがある。サービスを受給する者の状況により、いずれかが優先されるわけだが、各人の事情により設定は多岐にわたる。そのため、出題が曖昧になってしまい正解を絞りきれない問題となってしまった。ゆえに本問は採点除外判定され、厚労省は正答すら公開していない。結論を言ってしまうと、「医師(ないし歯科医師)が(主体となって)行うサービスはどれか」と読み替えてしまえば正答には至る。むろん、これは本問の場合に限りうまくいく読み替え(一般性はない)であり、万全を期すためには各制度についての丁寧な理解が必要となるが、それを学ぶのは諸君が開業ないし病院内で管理職になってからでよいだろう。少なくとも国試受験生の上位10%の者以外には優先度の低い知識だ。こういう問題には深入りせず、"過去問対策" をするに留め、先へ進むのが吉。

【選択肢考察】
a 正しい。在宅看取りは医師も行う。
b 正しい。歯科訪問診療は歯科医師が行う。
c 妊産婦訪問指導は保健師や助産師が行う。
d 訪問リハビリテーションは理学療法士などが行う。
e 正しい。訪問看護ステーションへの指示書の交付は医師の職務である。

正答率:41%

テーマ:医療保険による在宅医療サービスに含まれるもの

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