117B35

60歳の男性。右上肢筋力低下を主訴に来院した。徒手筋力テストで、前腕回外位で右肘屈曲させたところ、重力に抗して全可動域の運動が可能であったが、軽い抵抗が加わると不可能であった。
右肘屈曲(上腕二頭筋)の徒手筋力テストの評価はどれか。
1
2
3
4
5

解答: c

117B35の解説

【プロセス】
①徒手筋力テスト〈MMT〉で前腕回外位で右肘屈曲
②重力に抗して全可動域の運動が可能
③軽い抵抗が加わると不可能☞重力に抗して運動できる最低の筋力はMMTにて3と評価される。

【選択肢考察】
a 1は筋収縮はあるも、関節運動は起こらない状態。
b 2は重量の影響を除くと動かせる状態。
c 正しい。3は重力に抗することはできるも、徒手抵抗には抗することができない状態。
d 4は弱〜中徒手抵抗に抗し最終運動域が保持できる状態。
e 5は正常。強い力にも抗して運動が可能。

正答率:97%

テーマ:徒手筋力テスト〈MMT〉の評価

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