116F74

ある疾患Aの予防因子を調査した症例対照研究のデータを表に示す。予防因子の曝露レベルは3段階に分類されている。表中の数値は人数を示す。

症例(疾患Aあり) 対照(疾患Aなし)
曝露なし 50 50
低曝露あり 40 70
高曝露あり 30 80

疾患Aに対する、「曝露なし」を基準とした時の「高曝露あり」のオッズ比を計算せよ。

ただし、小数第2位以下の数値が得られた場合には、小数第2位を四捨五入すること。

解答:①.②

解答: 04

116F74の解説

設問文の指示に従い、「低曝露あり」は無視してよい。オッズ比は公式どおり、{(疾患Aあり・高曝露あり)×(疾患Aなし・曝露なし)}÷((疾患Aなし・高曝露あり)×(疾患Aあり・曝露なし)}で算出される。代入し、{30×50}÷{80×50}=3/8=0.375→0.4となる。

正答率:64%

テーマ:オッズ比の算出《計算問題》

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