116F22

ある疾患のリスクについて遺伝要因と喫煙習慣の交互作用が認められるとき、観察される現象として正しいのはどれか。

遺伝要因の有無により喫煙習慣に差異がある。
遺伝要因の有無により喫煙習慣と疾患との関連が異なる。
遺伝要因を調整すると喫煙習慣と疾患との関連が消失する。
喫煙習慣で調整すると遺伝要因と疾患との関連が消失する。
遺伝要因によらず禁煙による疾患予防効果が同じ程度みられる。

解答: b

116F22の解説

【プロセス】
遺伝要因があった上で、さらに喫煙をした際にとある疾患が出現するとしよう。このケースで「遺伝要因と喫煙習慣の交互作用がある」と定義する。

【選択肢考察】
a 喫煙習慣についての遺伝要因の話になってしまっている。
b 正しい。上記の通り。
c 交互作用があるなら、関連は消失しないはず。
d 交互作用があるなら、関連は消失しないはず。
e 効果が遺伝要因によらないのであれば、それは交互作用の議論とは関係がない。

正答率:89%

テーマ:交互作用が認められるときに観察される現象

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