116F17

生活保護について正しいのはどれか。

生活保護基準は都道府県が定める。
被保護世帯数は近年減少傾向にある。
被保護世帯数は高齢者世帯が最も多い。
生活保護の開始は要介護状態が最も多い。
生活保護受給者は国民健康保険に加入している。

解答: c

116F17の解説

【選択肢考察】
a 厚生労働大臣が定める。
b △。被保護世帯数は1993〜2017年に単調増加。その後、2018〜2019年は2年連続して減少。2020年と2021年は増加している。言ってしまえば「横ばい」なのだが、本選択肢では「近年」という曖昧な表現を使っており、2017→2019を「近年」と捉えれば正しい記載となる。これを選んで失点してしまった受験生は交通事故に遭ったものと諦めるほかないだろう。
c 正しい。高齢者世帯が増加している一方、高齢者世帯以外の世帯は減少傾向。
d 「貯金等の減少・喪失」が生活保護の開始事由として最多。
e 生活保護受給者は国民健康保険の被保険者から除外され、『生活保護法』による医療扶助でまかなわれる。

正答率:60%

テーマ:生活保護について

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