116E22

手根管症候群の診断に有用なのはどれか。

脳波検査
針筋電図検査
脳脊髄液検査
末梢神経伝導検査
反復誘発筋電図検査

解答: d

116E22の解説

【プロセス】
手根管症候群では末梢性の正中神経障害をみる。

【選択肢考察】
a 脳の障害ではないため、無効。
b 筋を刺激することにより、神経原性や筋原性かを判別することができる。ニューロパチーでも異常はみられるが、手根管症候群を診断できるような特異的所見はない。
c 末梢神経障害であり、脳脊髄液に異常はみられない。
d 正しい。正中神経の障害の程度を評価することができる。
e 神経筋接合部〈NMJ〉の異常を呈する病態である、重症筋無力症〈MG〉やLambert-Eaton症候群に有効。

正答率:99%

テーマ:手根管症候群の診断に有用な検査

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