48歳の女性(1妊1産)。腹部膨満感を主訴に来院した。3か月前に腹囲増大を自覚し、1週間前から腹部膨満感が強くなってきたため受診した。家族歴に特記すべきことはない。29歳時に帝王切開している。身長162cm、体重54kg。体温36.8℃。脈拍84/分、整。血圧106/66mmHg。呼吸数18/分。下腹部に弾性軟で可動性のない腫瘤を触知する。内診で子宮は後屈・正常大で圧痛はない。腫瘍マーカーは、CA19-9 87U/mL(基準37以下)、CA125 235U/mL(基準35以下)。骨盤部単純MRIのT2強調矢状断像を別に示す。胸腹部CTで転移や播種を認めない。
この患者でまず行うのはどれか。
正答率:88%
テーマ:卵巣腫瘍にまず行う治療