116C18

慢性炎症に伴う貧血で増加するのはどれか。

血清鉄
フェリチン
網赤血球数
ハプトグロビン
平均赤血球容積〈MCV〉

解答: b

116C18の解説

【プロセス】
何十年と出題され続けている頻出問題。慢性炎症に伴う二次性貧血〈ACD〉では貯蔵鉄であるフェリチンの利用障害をみる。

【選択肢考察】
a フェリチンを鉄として利用することができないため、血清鉄は低下する。
b 正しい。フェリチンは利用できず、増加する。
c 赤血球産生が滞るため、幼若な赤血球である網赤血球数も低下する。
d ハプトグロビンは溶血の指標(溶血にて低下する)。
e ACDでは鉄欠乏性貧血と同じく、小球性貧血を呈する。そのため、MCVは低下する。

正答率:95%

テーマ:慢性炎症に伴う貧血〈ACD〉で増加する指標

フォーラムへ投稿

関連トピック

なし