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116B5
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意識障害のある患者に行うことが困難な身体診察はどれか。
a
腱反射
b
項部硬直
c
対光反射
d
鼻指鼻試験
e
膝立て試験(下肢ドロッピングテスト)
解答: d
116B5の解説
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【選択肢考察】
a 無意識でも腱反射はみられる。
b 無意識でも項部硬直はみられる。
c 無意識でも対光反射はみられる。
d 誤り。鼻指鼻試験では患者が自身の鼻と検者の指とを意識的に往復せねばならない。そのため、意識障害時には実施が困難である。
e 患者を仰臥位にし、両膝を立て、その後離す。麻痺がある場合、麻痺側の膝が維持できずに倒れてしまう。麻痺の存在は意識の有無と関係ないため、これは意識障害のある患者にも実施可能。
正答率:99%
テーマ:意識障害のある患者に行うことが困難な身体診察
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