26歳の女性。動悸と息切れを主訴に来院した。1年前から月経量が増え、3か月前から階段昇降時に動悸と息切れを自覚するようになり受診した。月経周期は28日型、整、順、持続8日間。身長160cm、体重52kg。体温36.4℃。脈拍84/分、整。血圧106/66mmHg。呼吸数22/分。内診で子宮は正常大、両側付属器に異常を認めない。血液所見:赤血球378万、Hb 7.2g/dL、Ht 22%、白血球6,400、血小板27万。超音波検査で子宮内腔に突出する径2cmの充実性腫瘤を認める。骨盤部単純MRI T2強調矢状断像(A)とT2強調冠状断像(B)とを別に示す。将来妊娠を考えている。
鉄剤投与による貧血改善後に行う治療法として適切なのはどれか。
正答率:89%
テーマ:子宮筋腫の治療法