115E15

世界的大流行を引き起こし、中世ヨーロッパでは黒死病として恐れられた感染症はどれか。

結核
コレラ
天然痘
ペスト
発疹チフス

解答: d

115E15の解説

【ポイント】
知っているか知らないか、の知識問題。なお西洋史の時代区分において、一般に「中世」とは5世紀から15世紀を指す。

【選択肢考察】
a 18〜19世紀、産業革命時代に大流行した。現在でも流行をみる。
b 世界的流行は7回にわたって記録されている。うち6回はすべて19世紀にインドのベンガル地方から世界中に広がった。
c 紀元前から存在し、人々から恐れられていた。1980年5月にWHOによる世界根絶宣言が行われ、以降発生はない。
d 正しい。14〜19世紀にヨーロッパを中心とした大流行がみられた。皮膚が黒くなるため、黒死病〈Black Death〉として恐れられた。
e 20世紀初頭、第一次大戦中のヨーロッパで流行した。

正答率:92%

テーマ:中世ヨーロッパに黒死病として恐れられた感染症

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