68歳の女性。救急外来での血液検査で高カルシウム血症を指摘されたことを主訴に受診した。3日前に背部痛で救急外来を受診し、尿路結石症と診断された。高血圧症で通院中であり、尿路結石発作を過去に3回経験している。意識は清明。体温36.2℃。脈拍82/分、整。血圧156/90mmHg。心音と呼吸音とに異常を認めない。右背部に叩打痛を認める。神経診察に異常を認めない。血液生化学所見:アルブミン3.7g/dL、Ca 11.2mg/dL、P 2.4mg/dL、副甲状腺ホルモン〈PTH〉170pg/mL(基準10~60)。腹部CTを別に示す。
この患者の検査値として適切なのはどれか。2つ選べ。
正答率:47%
テーマ:原発性副甲状腺機能亢進症の検査値