①42歳の初産婦(1妊0産)。妊娠36週の妊婦健康診査のため来院した。②不妊のため5年間の治療歴があり、体外受精-胚移植で妊娠に至った。妊娠初期に2絨毛膜2羊膜性双胎と診断され、以降の妊婦健康診査において異常は認めなかった。③33歳時に卵巣子宮内膜症性嚢胞に対して腹腔鏡下卵巣嚢胞摘出術の既往がある。身長162cm、体重66kg(非妊時58kg)。体温36.8℃。脈拍78/分、整。血圧126/74mmHg。呼吸数18/分。超音波検査所見:④推定胎児体重は先進児2,680g、後続児2,480g。⑤胎位は先進児が骨盤位、後続児が頭位だった。羊水量に明らかな異常は認めなかった。
下線部のうち経腟分娩の可否を判断する上で最も重要な情報はどれか。
正答率:96%
テーマ:経膣分娩の可否を判断する上で重要な情報