58歳の男性。空腹時血糖の高値を主訴に来院した。20年前に2型糖尿病を指摘され、15年前からインスリン自己注射を開始した。現在は超速効型ヒトインスリンを各食直前に6単位、就寝前に持効型溶解インスリンを12単位自己注射している。内服薬は服用していない。最近の自己血糖測定値を下記に示す。睡眠中に著明な発汗を伴い目覚めることがある。身長173cm、体重62kg。脈拍68/分。血圧126/82mmHg。身体所見に異常を認めない。尿所見:蛋白(−)、糖2+、ケトン体(−)。血液所見:随時血糖178mg/dL、HbA1c 6.4%(基準4.6〜6.2)。
まず行うべきなのはどれか。