115A22

77歳の女性。肺がん検診の低線量CTで左乳房腫瘤を指摘されたため受診した。マンモグラム(A)及び乳房超音波像(B)を別に示す。

次に行うのはどれか。

造影CT
造影MRI
経皮的針生検
FDG-PET/CT
骨シンチグラフィ

解答: c

115A22の解説

【プロセス】
①高齢女性
②左乳房腫瘤
③マンモグラムにてspiculaを伴う不整形の腫瘤陰影
④乳房超音波像にて辺縁不整な低エコー域
典型的な乳癌の所見である。

【選択肢考察】
a 浸潤や転移といったより詳細な評価に有用だが、まずは乳癌の確定診断を行いたい。
b 浸潤や転移といったより詳細な評価に有用だが、まずは乳癌の確定診断を行いたい。
c 正しい。経皮的針生検により確定診断をまず行いたい。
d 遠隔転移の評価に有用だが、まずは乳癌の確定診断を行いたい。
e 骨転移の評価に有用だが、まずは乳癌の確定診断を行いたい。

正答率:99%

テーマ:乳癌の検査

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