114E50

その後、患者は下部内視鏡検査を受け早期大腸癌が認められた。加療のため4床室に入院した。治療に関する説明のため医師が病室を訪れると、患者はベッドを起こした状態で、そばの椅子に座っている夫と話していた。4床室は満床で、空いている椅子は見当たらない。

医師から病状説明を行う際に望ましい方法はどれか。

夫だけを別室に呼んで座って話す。
患者のベッドサイドに立って話す。
患者の足側のベッドの上に座って話す。
椅子を持ってきて患者のベッドサイドに座って話す。
患者を車椅子に乗せ、夫と一緒に車椅子で別室に移動して話す。

解答: e

114E50の解説

医師から病状説明を行う状況について。早期大腸癌という悪い知らせであり、デリケートな状況だ。他の患者もいる4床室で伝えるのは好ましくない。別室に移動して、本人・家族を交えて説明するべきであろう。
a 患者本人にまずは伝えるべきだ。
b 他の患者もいる4床室で伝えるのは好ましくない。
c 他の患者もいる4床室で伝えるのは好ましくない。
d 他の患者もいる4床室で伝えるのは好ましくない。
e 正しい。別室に移動し、家族も交え、本人に伝える。

正答率:94%

テーマ:【長文2/2】病状説明を行う際に望ましい方法

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