114D73

83歳の男性。作業中に3mの高さから転落し、背部痛と呼吸困難のため救急車で搬入された。胸腔ドレナージ後の胸部造影CT(A〜C)を別に示す。

画像所見として認められるのはどれか。3つ選べ

気胸
肺挫傷
気管断裂
縦隔気腫
肋骨骨折

解答: a,b,e

114D73の解説

作業中に3mの高さから転落した高齢男性。実質的に画像一発問題である。Aでは左気胸と胸腔ドレーン、皮下気腫と左肺挫傷がみられる。B, Cでは左側の肋骨骨折も指摘可能。
a 正しい。「胸腔ドレナージ後の」という本文中の記載もヒントになる。
b 正しい。上記の通り。
c 画像上、気管断裂は指摘できない。
d 画像上、縦隔気腫は指摘できない。
e 正しい。上記の通り。

正答率:76%

テーマ:転落外傷後の患者の画像所見で認められるもの

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