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114D2
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高齢者において霰粒腫との鑑別を要するのはどれか。
a
脂腺癌
b
乳頭腫
c
麦粒腫
d
基底細胞癌
e
ぶどう膜腫瘍
解答: a
114D2の解説
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知っているか知らないか、の難問。正答率は4割弱であった。知識として暗記してしまい、サクッと次へ進もう。
a 正しい。脂腺癌はMeibom腺から発生し、発赤や疼痛を伴わない。この点から霰粒腫と似ており、鑑別が必要となる。
b 文字通り、イボ状であり、外見的に霰粒腫と間違う余地はない。
c 細菌感染により発赤や疼痛をみる。一方の霰粒腫に発赤や疼痛はないため、区別に難くはない。
d 褐色〜黒色調で潰瘍を伴うため、外観から霰粒腫との区別は難しくない。
e 霰粒腫はMeibom腺に由来する。一方、ぶどう膜腫瘍は文字通りぶどう膜に由来するため、発生部位が異なる。
正答率:39%
テーマ:高齢者において霰粒腫と鑑別を要するもの
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